人もモノも、始まりがあり、終わりがあります。そして、様々な年月を重ねたものが同じ空間に存在します。
新しく生まれたものが既存の空間にすっと溶け込み、時を重ねると「味わい」を増し、また新しいものを受け入れ共存する。
時間を越え互いが柔らかにつながり調和する関係を築く空間は、私たちを心地よく受け入れてくれます。
家具を通してそれを形にできたら・・・
変わりゆく環境の中、柔軟に、永く人に寄り添える家具。
そんなカタチを、自然の一部をもらい受けた素材から作り出していけたらと考えています。